プロジェクト編

メイドイン東京の会

2021.09.13

  

日本の食料の自給率は40%弱、中でも東京の自給率は1%に満たないといわれています。国内の農業や漁業の担い手が減るなか、世界に目を向けると、供給国の消費国への転換・人口の増加などにより、日本が価格で買い負けする場面も多くなってきています。

私たちが受け継いできた”食”を中心とする暮らしを守り、よりよい形で次世代につないでいくには、1次産業の発展が不可欠です。そのためにはまずは私たちが暮らしている『東京』を見つめ直すことからスタートしようと仲間が集まり「メイドイン東京の会」を作りました。

東京の食品メーカー・飲食店を中心に、農産物の生産者、食品流通業者、食関連のメディア関係者などが主なメンバーで、ミラクル代表の大貫は、この「メイドイン東京の会」の事務局長を務めています。

じつは、東京にはつくり手の立場から見ても、食べる側の立場からも、ワクワクする食材がたくさんあります。また、江戸から続く食文化、美味しい食の歴史は大変興味深いものです。

メイドイン東京の会では、「楽しいコト」をベースに集い、学ぶ活動をしています。

東京の農産物の生産者、食品加工メーカーを訪問したり、東京の食材の試食会や食文化に関する勉強会を開催したりするのが、主な活動内容です。メンバーどうしの交流からアイディアや企画が生まれ、東京の食材を使った商品づくりも進んでいます。

 

■活動内容

①東京の食材や食文化に関する勉強会の開催

生産者、食品メーカーの訪問、東京の食材の試食会の開催等

②東京の食材を使った商品の企画・開発、販売

③「東京の食」をテーマにした販売イベントへの参加、実施

 

メイドイン東京の会HPはこちら

 

■メイドイン東京の会代表より 宮島一晃(遠忠食品株式会社 代表)

私自身は大正時代から続く佃煮屋の代表をしております。原料はできる限り国産のものを使い、昔ながらの直火釜を使って、職人が丹精込めて煮炊きをしています。生まれは日本橋、明治時代と比べると干潟の9割が埋め立てられたそうですが、子どもの頃はアサリの剥き殻の山で遊んだ記憶があります。私達の”前浜”である東京湾が豊かな魚介類が採れる海になって欲しいと願っております。

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